のんびりと睡眠を楽しみ、休みなりの早起き後
のんびりとコーヒータイムを満喫していると、鳴り響く携帯・・・
恐る恐る電話に出てみると、案の定・・・
『お早うございます~ バイク止まりました~』
『横浜そごう脇にブン投げておきますので、回収宜しく~』
はいはい、分かりましたよ
束の間のコーヒータイムを終了し、慌てて支度をした俺です
ま、単純なベルト切れではありましたが、
ベルトカス除去ついでにスターター(クラッチ)の洗浄&修正、併せて駆動メンテ
組上げ後、ちょいと試走をしてミッションコンプリート
次いでは通勤BWS
さすがに日々の足にしてるだけあって、気になる部分をちょいちょい修正しております
今回はいよいよ我慢に耐えかねたエンジンハンガー交換
くれぐれも、皆様はこんな横着なハンガー脱着はしないように・・・ 苦笑
それと先日スターター空回り症状が出たので、コイツもセルクラッチの修正
はい、こちらもミッションコンプリート
次いでは同じく初期シグ
通勤快速仕様で宜しく~ と、先日車両を預かっておりました
詳細見積もりをするのに、ちょいとチェックをしてみると・・・
う~ん、悩まし過ぎる現状に、ちょいと放心状態に・・・
先ずブレーキ周り
ディスクローターの磨耗具合から察するに、
この現状のブレーキフィールは「ホース」云々のレベルではなく、
キャリパー&マスターが腐りかけておると推測します
次いでステム
↑のシグナス、ベースは放置車両 距離は1.5万㎞超えでした
ローダウンな硬い足で、それでもステムに違和感はありませんから、
緑号のステムの状態から察するに、ゆうに3万㎞は超えてるかな・・・ と
そう考えると、シリンダー周りからのオイル漏れ(滲み)も納得出来ます
正直、ベースとしては推奨出来ない状態ではありますが、
オーナー様も今更後には引けない(仮に転売して違う車両を仕入れても、コストが嵩む・・・)と思うので、
予定の予算で先ずは治療を優先とします
その上で、織り込める部位を決めていきますので、
もう少々、事前調査に時間をくださいませ
とゆー事で、シグナス緑号は ちょいと長期戦になるなと覚悟を決めたので、
その前に昨夜預かったアク9のシュートを先行します
バラす前に現状を把握するのに試走してみました
オーナー自身にはちょいとハードルが高かった不調な状態との事でしたが、乗ってみて納得
そしてチェックして納得
いわゆる4DMな54ボアが組まれている訳ですが、
全てのベクトルが微妙にピントがズレちゃってるんですね
そのズレの成果が不調として現れているんですな 笑
これはね、俺レベルなら簡単至極なシュートになりますが、 <車両の状態もすこぶる良い
複合不調はそれ相応の経験とセンスが必要になりますから、難しいですよね・・・
先ず腰上をバラし、シリンダーのアタリをチェック
特に問題はないので、少々擦り合わせをして組み込む訳ですが、
ここでポイントが1つ
・圧縮が低過ぎ <ヘッドガスケットレスにて対応
マフラーはエキパイ部分が広い範囲で凹み
これでは増えた排気量をスムーズに流すのは厳しい・・・
よって、ここもポイント
・マフラー交換
次いで、進角調整
圧縮と進角はエンジンの高効率化に欠かせない要素なので、
5㎜程進角させます
・進角加工
次いでオイルポンプ
通勤BWSで悟りましたが、いわゆる2本引きの状態だと
キャブが濃いのか、オイルが邪魔してるのかが非常に分かり辛いのです・・・
まぁ、得てしてオイルが邪魔をしているんですが・・・
オイルポンプを引いちゃうと、無用な所でオイルが濃くなるんですね
とゆー事で・・・
・オイルポンプワイヤーレス ベース位置調整
併せて、ワイヤー1本化ついでにBB流ハイスロ変換
と、今日はここまで ヘロヘロです
後は来週駆動の組込み~エアクリ加工からのセッティングを経れば、
生まれ変わりますね
とゆーか、本来の性能が引き出されます 笑
駆動は無論の事、フィールアップには吸入路の確保も必要なんですね
細いジョイントに小さいダクト1本では完全に役不足
とゆー事で、来週にはミッションコンプリートな予感
追加は夏目さん3枚程で大丈夫です
明日、詳細のメール発射しておきます
いやぁ、それにしても疲れた・・・ 苦笑