NASAダクトの愛称で呼ばれるNACAダクト
130Zの社外FRPボンネットによく備わっていたエアインテークなので、
ご存知の方も多いかな?
そんなNACAダクトに対抗して
この度、当社が開発した究極のエアクリナーBOXを紹介します
中ダクト・・・ 爆
え?2本とも中ダクトにしろ?
俺も作業後に思いました でも、これはこれでお茶目でよいかなぁ・・・ 苦笑
あ、どーも・・・ 俺です・・・
そうです、今日も頑張りました
いや・・・ 正確に言うとやらざるを得ない状況に追い込まれた とゆーのが正解かな
危うく、やる気満々スイッチが爆発するんじゃないかと思う展開に業を煮やされましたが、
頭に血が上ることもなく、冷静に対処出来ました
どうやらカルシウムは足りている模様・・・ 笑
先ずは予定通りエアクリの再加工からスタート
手始めはリアセクションから片付けて行こうと、セルモーター交換
セル電源線の短縮&スケールアップ
100系のゲージでセル電源線を引き換え、モーターも換えた訳ですから
さすがに4Bのバッテリーでもクランキングするだろ
結果的に言えば、この時の予想は間違いではなかったハズ
ところが・・・
昨日と同じ、クランキングの「ク」の字も回りやがらねぇ・・・
本来なら、この時点で気付かなきゃダメなんすけどねぇ 盲点でした・・・
で、結局 『4Bのバッテリーじゃ容量不足なんだな』 と結論
ならばと、5Lのバッテリーを積んで意気揚々とセルスタートボタンを押したんですよ
ム、ムギュ・・・
いやいやいや、ディーゼルエンジンじゃね~んだからよ いい加減回れよ
で、この時 やっと確信が持てたんですよ
セルギア周りに絶対問題がある・・・と
で、セルギア周りをバラして、やっと原因を突き止めました
これ、コイツが入ってなかったんですよ
駆動側の1番奥 先ず最初に入れるカラー
コイツが居ないばっかりに、セルギアが奥の壁に当って
セルモーターにゴッツイ負担を掛けてやがったんですな
コイツを足してからは、そりゃギュインギュイン回る訳ですよ
はぁ、スッキリ
とゆー事で、著しく時間をロスってしまいましたが仕方が無い
一服して気合を入れなおし、フロント周りの着手です
気合でフロントをバラすも、大事件発覚・・・
ちょっと分かりづらいとは思いますが、フォークトップの締め付けネジ
フロントフェンダーを外して 度肝を抜かれました
左右とも本締めどころか、仮締めもされてねぇ・・・ 呆れ
そりゃ抜けては こないけど、足としては成り立ちませんわな 緩々なんですから・・・
ちなみに、ブレーキローターのボルトも1本締まってませんでした・・・
オーナーの申告通り、使用期間の短さを証明するフォークオイルの状態でしたが、
どうにもフニャチン並みなスプリングレートに嫌気がさしていたので、
あれこれ物色して、線径3.0ミリのスプリングに変更 <既存2.5ミリ
レートを上げた分、プリロードが掛からない様にスプリングをカット <オイルはそのまま
そして、新品のステムベア、一部レース変更でフロント周りを組上げていきます
そして、ハンドルを切る度にカウル内でギッシギシうるさいハーネス&各ラインが気に入らなかったので、
キッチリと並び変えてやりましたわ
ブレーキラインの取り回しは大幅に変更
セルが快適に使えるので、キックペダルもやっと変更出来ました
このお洒落なヤツで調子こいて蹴ってると舐める危険があるのでね・・・
そして試走
おぉ~、フロント快適! ま、当たり前なんだけど・・・
これで集中して仕上げに取り掛かれるぜぃ
と、お片付けの時間に差し掛かっておりますが・・・
追浜タコなんか久しぶりに装着して、セッティング業務開始です
しかしタコ装備の車両が多い中、この追浜も240時間稼動・・・
一体、俺ってセッティングで通算何千時間乗ってるんでしょうなぁ・・・ 苦笑
とゆー事で、見事に そこそこ速い、かなり楽しい、扱い快適な極上状態に仕上がりました
が、見事なまでにベストセッティングになってしまっているんで、
これからの季節、オーナーの体重、使用状況を考慮して、マージンを含めつつ
微調整を進めるとしましょう
うん、よく頑張ったぞ俺
連休最終日位は休んでもバチは当らないでしょう 苦笑
とゆーか、マジでクタクタですわ
-業務連絡-
オーナー様、10月の頭の週末に納車予定でございます!