本日月曜日は二部構成になっております
読み逃しのないように・・・ 俺です、こんばんわ
本日のメインディッシュはこちら、レプリカなアク9でございます
リセッティング&メンテナンスで預かっておりました
ま、ベースは渾身の力作だし、さして面倒な事は起こらないだろうと
確認のつもりで腰上をバラしていった訳ではありますが・・・
錆と腐食が見た事が無いレベルなんですけど・・・
海中でも走ったのかな?・・・
何だかあまりの状態の悪さに少々ゲンナリしながら、
取り敢えずヘッドをハクり、シリンダーを抜いた時に嫌な縦線をピストンピン上に発見
シリンダーは1、2度抱いた経緯があるものの、さしたる問題は無し
修正で十分にまかなえるレベルなのですが、問題はピストン
見えますか?横一文字のクラック
見事にピン上真っ二つに割れておりますわ・・・
その昔、スコーピオンなる55ボア(56だったかな?)が在った初期の頃、
ピストンの強度不足から(材質不良?)よ~く見かけるトラブルでしたが、
改造ベースが4VPに移行してからのボアキットだと、まず起きなくなったんですけどねぇ・・・
それにしても、改めて見直すと凄い贅沢なシリンダー&ケースだなと
伊達にレプリカの称号を与えた訳ではないんだなと、
自分で造っておきながらびっくりしちゃいましたよ
で、作業の方はと言うと、ピストンの在庫が無いので、
今日は その他の作業を終始進めました
エンジンアースの端子が折れてノンアースのビリビリ仕様になっていたので、配線の修正
侵食しまくってるアルミ部位(ケース等)の侵食落とし&錆落とし
そして乗りっ放しからくる吹き返しのオイル汚れをひたすら洗浄・・・
ま、俺の手元を離れた車両なんで、本人が満足ならそれで良いっちゃ良いんですけど、
あまりの ずさんな状態に少々げんなりはしましたね・・・
折れ掛ける心をグッと堪えて、
代わりに俺がしっかりメンテしてやれば良いんだよと気持を上げ、
せっせとせっせと、丹念に磨き上げたとさ 苦笑
さて、キレイにもなった事だし、後はピストン手配して組上げ
試走(軽慣らし)を経て仕上げればOK
とは言うものの、今週末は時間が厳しいかなぁ・・・