深夜にひっそりと面白そう風な独り言を・・・
それにしても2STエンジンってのは奥深いですな
今年は実戦をこなす数が、様々な要因で例年の半分くらいになってしまったので、
「これだ!」といった手応えを掴むまでに、約1年を費やしてしまいました
いつもなら、年内には翌年の戦闘機が準備出来ているんですけど、
今年はここに来て本格的に準備段階に入ったところですわ
今はバラバラで土に帰りそうなJOGではありますが、
年明け早々にはリニューアル出来そうです
今年は実戦数こそ 数多くこなせなかったものの、
抜群の安定感を誇るBB管のおかげで、非常に効率良くエンジン周りのリファインが進みました
例年だと、ここまでエンジン周りのリファインをした経験が無かったのですが、
今時のトップレベルの戦闘力は尋常ではないので(苦笑)
多少なりとも本気汁を出していかないと太刀打ち出来ないんすよね・・・
130辺りは、何を組み合わせても 比較的簡単に狙えて
140辺りは、それらをキッチリ調律させられなければ到達しなく、
さらに150を狙うとなると、土台の馬(力)も必要になってきます
良くも悪くもBB管はエンジンブロー等な破綻が全く起きない代わりに
他のハイエンドマフラーの様に楽にエンジンの手助けはしてくれないのです・・・
街乗りの生粋のスポマフとしては最上級な事この上無いのですが、
ギリギリのバトル用としては、正直厳しいかな・・・ と思っておりました
今年用の57ボア121エンジンはシェイクダウン(去年の暮れ)から
従来の平均的な戦闘力を持っていたのですが、
150アプローチ用にとギアやタイヤ径を変更しても、横ばいだったんですね
吸気系の見直し、圧縮の変更 それぞれ微妙にプラスに作用したものの、
「これ」と言った決定打を見つけられず、正直壁に当たっていたと思います
何もやらないよりは・・・ と、何気なしに排気ポートのアレンジを少々変えたのです
それぞれの開口は一切変更させず、
内部の掘り込み(スクエア→丸に変換させる辺り)を少々広げてみました
すると、相変わらず弟子の「とら号」に中間域で豪快に抜き去られるものの、
変速回転の上昇と、今まで出た事の無いオーバーレブ領域が顔を出してきたんですね
「もしや・・・」と思い、ギアを変更 フェイスをSTDから1段引く状態のモノへ変更
*フェイスは0.2㎜単位で引き代が違うモノを4~5種使い分けてます
この状態で翌月の次戦を戦ってみると、
いつもは放心状態になるほどだった「とら号」との中間域の差が、
抜かれはするものの喰らい付いて行けるではないですか
必死に喰らい付いていた その刹那、オーバーレブ領域に突入
急激な回転上昇が始まり、あれよあれよと「とら号」が近づき華麗にスルー
その直後、ヤツの車両は息絶えた様で・・・
これでハッキリと悟る事が出来ました
BB管には まだ奥があると
いや、こいつはエンジン造りを正しく導いてくれるんだと
己のポテンシャルを上げやがれ!とゆーメッセージなんだと 笑
1年掛けて、やっと半歩前進出来た感じですな
140アベだった俺が、145アベに やっと到達出来そうです
このデータを基に、
来年仕様のJOGは造って行こうかと。
今 流行の56×51.5(笑)に
マフラーは いわゆる太管化させて、キャブはお蔵入りになったOKO36な予定
BB管のポテンシャルも常識レベルを超えたところにあるので、
販売商品としては文句無し と、ゆーか ここまでは要らないんじゃね?
言うなれば、直ぐそこのコンビニに煙草を買いに行くのに、
フェラーリF355(Otinari SPL)を持ってるのに、
F40やF50(BB管)をガレージから引っ張り出して暖機してから買いに行くようなものかと
え?ちょっと違う?? 笑
とゆー事で、俺のBB管は安心して俺SPLへと変貌させてもらう予定です
エンジン構成は既に街乗りにフィードバックしようがないレベルになってきている部分もあるので、
自車両に限り、排気量の禁を解く決意が固まりました
キャブは今年のエンジンでは「36は飲めない」とゆー悲しい現実に見舞われたので、
来年は最低でも36を活かせるエンジンを造りたいなと・・・ 苦笑
でかけりゃ速くなるって訳ではないのですが、
でかいのを使えなきゃ、勝ち越せないのも また事実
「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい・・・」
なるほど、たくましく育てましょうぞ 笑
さて、ディープな人向けに
トップレベルを走っている人達には、もはや言わずもがなでしょうが
目標速度手前で いかにオーバーレブに持ち込めるかが駆動の肝
最後の最後に抜けのある駆動は、当然の事ながら伸びが際立ちます
逆を言えば、ここを見つけて初めて駆動の100%到達と言えます
オーバーレブで1600~1800回転余力があるのが理想ですね
とは言うものの、風の影響を多大に受ける140オーバーの世界で
ハイレシオの車両のそれを見極めるのは至難の技だったりしますが・・・
先ずは無風の状態で見極めておく必要があります
その基準をベースに追い風分をプラスさせていくと、
更に効率よく見極めが出来るんじゃないかと思います
でも、理想は110%設定の駆動で負けないエンジンだったりするんですけどね・・・ 苦笑
さて、年末までに100%を何処まで伸ばせる事やら
適度に頑張れ、俺 >仕事優先なので 笑